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自然と戯れたり、ボールの動きに一喜一憂したり、人の動きに涙したり・・・。
当ブログでは、私の大好きな運動の豊潤な側面であるスポーツ・遊びにまつわるよもやま話、ちょっとイイ話などを、気ままにアップしていきます。 ブログパーツ
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2005年になりました。
ことしもマイペースで当ブログをアップしていきますので、ちょくちょく遊びにきてやってください。 徳島も年末年始にようやく冷え込みが厳しくなり、山には雪がつもりました。 で、1日からさっそくトレッキング! 積雪はそれほどないが、まだ誰も踏んでいないバージンスノー。 ソロトレックだったので、ヘッドフォンで小沢征爾ベストを聴きながら歩きました。 ちょうどワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガーの壮大な冒頭部分で展望の開ける場所にでて、ちょっと「酉」肌ものでした。 ワーグナーは、自らの作品を総合芸術作品として「楽劇」として定置したらしい。わたしなどの音楽音痴には、よくわからないが、音楽がただ音の連なりではなく、人間のドラマを伝えるものとしての主動的役割を果たしているとのことである。 確かに、音楽は、動的芸術である。譜面が存在し、再現することができそうだが、その音は刹那なものであり、発せられると同時に消えていく・・・。そうした音楽の性質は人間の本質的特性と近似なものである。 しかし、本当の意味で音楽が「楽劇」となるためには、演奏者・指揮者の「身体」「動き」がそこに存在しないとなりたたない。指揮者の全身の動き、演奏者の楽器を奏でる四肢の動きが眼前に現出してきて初めてそれは「楽劇」となる。 鳥肌が立ったのは、ワーグナーの音楽が自らの動きとリンクし、私を取り囲む環境と共鳴し、ドラマが現出したからであろう。
by dionysos30
| 2005-01-04 11:09
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