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自然と戯れたり、ボールの動きに一喜一憂したり、人の動きに涙したり・・・。
当ブログでは、私の大好きな運動の豊潤な側面であるスポーツ・遊びにまつわるよもやま話、ちょっとイイ話などを、気ままにアップしていきます。 ブログパーツ
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お久しぶりです。
ちゃんと生きていました。 先日学会のために東京にいった際、スケジュールの関係でどうしても寝台特急を利用せざるを得なくなり、初体験の寝台特急に乗車してきました。 その時のレポートをします。 鉄分がそれほど強くない私でも、寝台特急には少し興味があった。 それは、人生の3分の1を占める睡眠の時間を、移動というこれまた人生の多くを費やす時間と兼ねるという現実的意味だけではなく、移ろう車窓を眺めながら、吉田兼好よろしく「徒然なるままに・・・」思考が攪拌される心地よさもまた得ることができるからだ。 さて、今回乗車した寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松発東京行)に、今回は岡山から乗車した。寝台特急に乗ったことがない人のために寝台特急の料金システムについて少し説明しておくと、まず、乗車券に加えて、特急券、そして、寝台券が必要となる。 (ノビノビ座席という個室ではないが、横たわって寝ることができる座席では、寝台券は必要ない) 到着までにいくつか仕事をしておきたかったことと、滅多に乗車しないだろうことを想定して、今回はB寝台(シングル)という個室をチョイスした。 料金は、新幹線の利用料金にプラス4000円という程度であった。 乗車後、まずは、ヨーロッパの列車のような車内通路が、鉄道の旅の気分を盛り上げる。 廊下を進み、階段を上り、2階の自分の個室へと入る。 大柄な私でも、室内で立っていることができる。 窓は大きく、開放的だ! 小さいながらテーブルもあり、 寝間着が用意されており、体1つでも大丈夫! (ただし、この寝間着はかなりサイズ小さめ!ためしに着用するも、完全にミニワンピース状態となる。大柄な紳士諸君はあきらめたほうがよい。) ほどなく、列車はすべるように発車、抑えめの車内アナウンスが流れ、これまた抑えめに流れるFMラジオの放送がまもなく終了することを告げている。 揺れは気にならない。いやむしろ心地よいともいえる。進行方法に頭を向けているため、左右に体が揺さぶられることがない。 持ち込んだ晩酌セットをつまみながら、車窓に流れゆく街の灯を眺める。 う〜ん、贅沢! 航空機内で飲酒をすると、気圧の関係上酔いが回るのが早いが、列車内でも同じ効果があるのだろうか?なぜかふらふらする! おそらく、酔いプラス揺れがあるから、そう思われるだけなのだろう。 まだ正気を保っている間にラップトップを開いて、資料に目を通す。 2時間ほどたつと、関西を通過していることがわかった。 車窓は煌々と光る大阪の街を写していた。 上田正樹の大阪ベイブルースを口ずさみながら車内探検にでた。 A寝台、B寝台のソロ、ノビノビ座席、ラウンジなどを見て回った。 いつかはA寝台のデラックスなども乗ってみたいものだ。 部屋にもどり、就寝。 明け方6時前には目が覚めた。車窓には海が見えている。 もうすぐ横浜のようだ。 通過する駅にも人がどんどん増えてきている。 みんな早くからご苦労さま〜。などと上から目線で、通過する。 そして、7時すぎに東京到着。 快適な旅だった。 ただし、唯一困ったことは、その日の半日ほど、ずっと体が揺られているような感覚のままだったことだ。まるで船に乗った後のような感覚だった。 寝台特急は、ほかにもいろいろとあるらしいので、また機会をみて、乗車してみたい。 (カシオペアという上野ー札幌間の寝台特急はすごいらしい。) 岡山駅を発車してまもなく、ブザーとともに列車が停止した。 他の列車にトラブルがあったとのこと、 とたんに、十津川警部的な気分に! 1分ほどで再び発車したが、サスペンスな気分も味わうこともできるようだ。
by dionysos30
| 2008-09-13 10:41
| たび
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