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自然と戯れたり、ボールの動きに一喜一憂したり、人の動きに涙したり・・・。
当ブログでは、私の大好きな運動の豊潤な側面であるスポーツ・遊びにまつわるよもやま話、ちょっとイイ話などを、気ままにアップしていきます。 ブログパーツ
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国立スポーツ科学センターにて、国際スポーツ科学会議2004が開催された。
アテネオリンピックで日本勢は過去最高の成績を修めた。その報告と2006年の冬のトリノオリンピック、さらには、2008年の北京オリンピックへ向けて、スポーツ科学が、競技スポーツをどのようにサポートしていくのかというあたりがテーマであった。 アテネの報告という面からは北島康介選手をサポートしたいわゆる「チーム北島」が登壇し、シドニーを経て、アテネで2種目金メダルをとるまでの流れと、JISSのサポートが報告された。しかし、JISSの任用のシステムの関係上、チーム北島のなかのJISSスタッフは、離れるということらしい。組織の活性化と、高水準の研究の蓄積は、難しい問題である。 そして、次のオリンピックに向けてのサポートの充実のために報告されたのはなんと、GDR(旧東ドイツ)のサポートシステムであった。旧東ドイツというと、ドーピングの問題が影をおとし、そのサポートシステム自体を評価する声は少ない。しかし、わずか人口1700万人の国がなんと、下記のような成績を修めていたのである。これはつまり、選手の育成、選抜、競技支援、リハビリ、情報などのスポーツにまつわるさまざまなサポート体制が高水準で実現できていたことを示している。そうしたシステムの報告がなされた。 実に興味深い。歴史に埋もれようとしているこのシステムが再評価されようとしている。こうしたJISSの先進的な着眼点と先見性が次のオリンピックへと結実することを強く望む。
by dionysos30
| 2004-12-13 14:18
| スポーツ
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